緊急事態宣言発令
緊急事態宣言発令後の、当塾の(試行錯誤の)対応を書いてみます。
ほとんど備忘録です。
4月7日夜
緊急事態宣言発令に伴い、5月6日まで授業を休講とすることを決めます。
いや、まさか、こんなことになるなんて思わなかったです。
4月8日
各御家庭に休講の御連絡をさせていただきました。
どの御家庭も、学習塾が休業要請の対象になっていることはご存知のようで、休講は予想していたようでした。
【4月分納入費用につきましては、御返金(5月分納入費用に充当)という形をとらせていただくことになりました】
4月9日
以前から検討はしていたものの、セキュリティのこともあり、あまり乗り気ではなかったzoom導入を本格的に検討し始めます。
床面積100平方メートル以下の学習塾
4月10日
東京都の発表を見て、ぶっ飛びます。
なんと
「床面積100平方メートル以下の学習塾は、適切な感染防止対策を施したうえで営業を認める」
となっています!!
もちろん当塾は「100平方メートル以下」です。
つまり当塾の場合「適切な感染防止対策」をしさえすれば、授業をやっても良いということになります。
zoomにあまり乗り気ではないこともあり、授業再開を検討し始めます。
4月11日~14日
授業再開を慎重に慎重に検討です。
まず、東京都の示す「適切な感染防止対策」については、(7日まで実施していた当塾の)消毒や換気等の安全対策で問題がないことを確認します。
また、いわゆるソーシャルディスタンスについても再確認です。
当塾は「完全1対1の個別指導塾」ですが、
講師が生徒の隣りに座る形式ではなく、
講師がホワイトボードの前に立って教えるタイプの塾です。
そして教室レイアウトは「1クラス6名以内の集団授業塾」だった頃と同じです。
つまり、当時6人収容していた教室に、今は生徒が1人です。
そして講師は相変わらずホワイトボードの前に立って教えています。
どう考えてもソーシャルディスタンスは2m以上確保できているのですが、
念のため、実際に講師の立ち位置と生徒席との距離を測り、
問題なく2m以上あることを確認します。
並行して、複数の保護者様から授業再開についてのお問い合わせをいただきます。
どうも一部の中高一貫校が、かなり大量(家庭学習だけでは、やりきれないんじゃないのかなと思われる量)の「休校時の課題」を出しているようです。
4月15日
授業再開の方針を固めます。
ここで、ひとつ問題が発生します。
4月に授業を再開してしまうと「4月分費用を御返金したこと」と整合性が取れなくなってしまうのです。
(この日まで安全対策のことで頭がいっぱいで、御返金したことをすっかり失念していました・・)
ちょっと困ったのですが、再開後の4月授業は、3月におけるコロナ休講の振替等で十分賄えることに気付きます。
(御返金のままでOKでした!)
授業再開を決定!
4月16日
18日より授業を再開することを決定します。色々と最終確認です。
なお非常に迷ったのですが、在籍生に注力するため、当面の間、新規生の受け入れを休止することを決定します。
当塾史上初の「体験授業休止」です。
4月17日
各御家庭に再開の御連絡をします。
もちろん再開後の授業参加は義務ではなく、御家庭側のお考えが優先であることもお伝えします。
4月18日
授業再開です。
5月1日
授業再開から二週間経過です。
少々の混乱があるものの、ほぼ順調に授業を実施できています。
心なしか、皆、勉強に対する姿勢が前向きな気がします。
なお、37.5度未満の「微熱」であっても躊躇なく塾を欠席できるように、欠席振替制度の回数制限を当面の間「制限なし(無制限に振替可)」とすることにしました。
3年10ヶ月にわたり実施してまいりました【無制限振替制度】は、2024年2月末日をもちまして終了致しました。
現在は、本来の欠席振替制度【週二回通塾の場合、年間14回までの欠席振替が可能な制度】となっております。
ご了承ください。
5月12日現在
本日現在、特に問題なく順調に授業を実施できています。
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