2024年11月16日 最終更新
【中央大学附属】
時々(特に数Ⅲを教えていると)、【理系学部】出身と勘違いされることがあるのですが、僕は【文系学部】出身です。
ただ、大学進学の際には、理系にするか文系にするかで本当に迷いました。
厳密に言うと、【理工学部】に行くか【文学部】に行くかで迷い、結局【法学部】に進学するという、ちょっと意味不明な迷い方(迷走?)をしています。
僕の入学した中央大学附属高校(小金井市)は、文字通り中央大学の附属です。
優秀な方は【旧帝一工】や【早慶】等を外部受験しますが、大多数の「普通の人」は中央大学に内部進学します。
もちろん僕も内部進学組です。
当時中央大学には五学部(※)しかなく、その中から自分の興味のある学部学科を選ぶことになります。
※【法】・【経済】・【商】・【文】・【理工】の五学部
僕はとにかく数学が好きでした。
中三あたりから
あれ? 数学って意外に面白いじゃん
とは思い始めていたのですが、高校入学後にそれが一気に加速した感じです。
そして中大には理工学部に数学科があります。
漠然とした形ですが、この数学科が希望学科の一つとなりました。
また現代文も好きでした。
これは明らかに某先生(※)の授業が、極端に面白かったことに起因します。
※某先生 ←当時の中附生ならわかると思います。そうです。あの先生です(笑)
特に「城の崎にて」(志賀直哉)の解釈が、僕にとってはものすごく新鮮で、それまで説明文や論説文は論理的に(数学っぽく?)考え、小説の方は感覚的に解いていたのですが、
小説も論理的に解釈できるんだああ!
と感心したことを覚えています。
そして中大には文学部に文学科(国文専攻)があります。
この文学科(国文専攻)も希望学科の一つとなりました。
ところが高三になったばかりの頃、就職については、両学科ともあまり有利とは言えないという話が耳に入ってきます。
さらに双方ともゼミが多く、自分の時間がとりにくいという話も聞きます。
前回と話が重なるのですが、ちょうどその頃から小説現代に投稿を始めており(参照ブログ 星新一 ショートショートコンテストについて思うこと)、自分の時間(文章を書く時間)がとりにくいのはちょっと…と迷いが生じます。
参照ブログ
【中央大学法学部 法律学科】
そして、ほぼ同時期に
就職なら法学部!
という話を聞きます。
もちろん中央大学の場合、就職については法学部(特に法律学科)が【有利】というのは高校入学前から聞いてはいました。
ただこの【有利】という言葉の意味が、こちらの想定していた【有利】とはどうやら次元が違うらしいのです。
もう、とんでもなく【有利】というか、ほとんど【早慶扱い】されるというのです。
高校受験の際、早慶附属全滅だったこともあり、この【早慶扱い】という言葉には、ものすんごく心を揺さぶられました。
さらに法学部は
ゼミはあるけど、とらなくても良い
という話も聞きます。
また、それまで他学部志望だった同級生の中から、急に法学部志望に変更する者もでてきます。
(でてきます、というか、続出というか…)
僕の場合、法律にはそれほど興味がなかったということもあり、迷いに迷ったのですが、就職という未知のものに対する不安もあり、結局、法学部(法律学科)に進学することにした、という感じです。
関連ブログ(主宰者の個人的なこと)
中大附から中大法法に内部進学(←今お読みのブログ)
関連ブログ
【中学受験】と【高校受験】を比較してみたブログです。